自分の代

実家を建て替えた時の話です。普通なら実家をリフォームした方がよかったのでは、と思うかもしれません。しかしこれにはわけがあります。我が家は築100年近く経っており、破損した場所を応急処置をしてはそれで済ませ、それを何度も繰り返してきたとても内も外もぼろぼろの家です。思春期になる頃には、こんな家はいやだなあ、と思っていました。それからずっとこんな家に住みたい、こういうのがほしいなどをずっと妄想してきました。そんなことを考えながら大人になり社会人になり、親が亡くなると家主は長男である私に移り、そしてそこから本格的に家のことを考え始めました。
最初はリフォームで済ませようと思っていましたが、知り合いの業者に見てもらったところ、基礎部分がガタガタで、リフォームで済ませるよりイチから建て替えた方がいいというアドバイスを受けました。そして私は建て替えを決意し、土地が広かったので母屋のそばに倉庫を建てて荷物置場にできるようにしました。実家をようやく自分の代でまともにすることができました。